顎関節症は治療することでどのくらいまで症状を良くできるの?

顎関節症のうち、程度が軽いものを含め約3分の1は自然治癒すると言われています。

つまり、放置していても勝手に治るということです。

しかし、酷い場合は放置しておくことで食事ができなくなる、話しづらくなる、口が開けられないというように日常生活に支障が出ることもあり、基本的には治療が必要です。

治療して症状が治るのは約75~90%

顎関節症は、複雑な病気なので一生治らないと言われることもありますが、どの治療法を選択した場合でも症状が治まるのは約75~90%だと言われています。

良くならないケースに「難治性顎関節症」というものがあります。

しかし、初めから難治性顎関節症だったわけではなく、早いうちに治療せず放置していたことが原因で病態が悪化して難治性になってしまうようです。

なる確率は全体のうち約2%と言われています。

ですから、それ以外の場合は治療することで治すことが可能なのです。

初期治療することが大切

難治性顎関節症になると、治らないということもあります。

そうならないためには程度が軽いうちや、症状が酷くなる前に治療をすることが大切です。

顎関節症は、関節という名が付くので整体や形成外科というイメージがありますが、口の中の病気に分類されるので、歯科医院で治療ができます。

歯科医に行けば、原因が顎関節のずれなのか、歯ぎしり・くいしばりなのか、噛み合わせが原因なのかが分かります。

こういうことは、整形外科では判断ができないのです。

どの病院に行けばいいのかを迷った場合は、歯科医院を選ぶようにしましょう。

通常の生活でも注意が必要

顎関節症は、病院で治療すれば治るというものでもありません。

それは、頬杖をつく癖、片方だけで噛む癖、歯ぎしり・食いしばり、上下の歯を合わせる、肩と首の間に携帯電話を挟むなど、自分の持っている何等かの癖が原因になって顎関節症を発症していることが多くあるからです。

癖は無意識のうちにやってしまうものですが、意識することで改善することができます。

また、寝ている間に起こる歯ぎしりや食いしばりは意識してやめることが難しいですから、マウスピースを使うなどして歯がこれ以上削れないようにすることも大切です。

日中の食いしばりは意識することで減らすことが可能です。

これらのことが改善できなければ、治療で症状がよくなったとしても再発する可能性が高くなってしまいます。




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