顎関節症の治療はどのくらい続ければ効果が出るの?

顎関節症の治療期間は、病状の程度や患者さん自らが治療に積極的かどうかでも変わってきます。

特に、日常生活の中で原因となるもの(歯ぎしりや食いしばり、頬杖をつく癖、首と肩の間に携帯電話を挟む癖、上下の歯を合わせる癖など)を持っている場合、その癖を直すことが必要になるので、少し治療期間が長くなることもあります。

一般的には、これらの癖がなく打撲や骨のずれ、筋肉の炎症が原因になっている方が早く治るようです。

また、年齢も関係しており、若ければ若いほど治療期間は短くて済むことが多くなっています。

他にも、精神的ストレスを持っているかどうかも影響してきます。

顎関節症の治療効果は?

実は、顎関節症のメカニズムはつい最近まで解明されていなかったようです。

そのため、間違った方法で治療をし、症状がよくならないということも昔ならありました。

また、これは民間の間でも顎関節症は神経の病気、腱鞘炎と同じようなものという間違ったイメージから、顎関節症の専門医ではなく、整体や整形外科を受診することが多かったということもあります。

確かに、整体や整形外科で治療をして良くなるということもありますが、多くは、歯が原因となって発症しているのが顎関節症なので、専門の歯科医で治療を受けるのが基本なのです。

現在は治療をすることで約75~90%の顎関節症はよくなると言われています。

顎関節症が治りにくい原因

一方で、治りにくい顎関節症というのがあります。

治療を受けたのにも関わらず、顎関節症を再発する人もいます。

それはやはり、癖が抜けていないというのが影響しています。

顎に悪い癖が抜けていないと、同じ原因で発症しやすくなってしまうのです。

また、難治性顎関節症というものがあります。

これは、早いうちに治療をせずに、数年間放置してかなり酷い状態まで進行してしまった顎関節症です。

全体の2%がこの難治性顎関節症にあたると言われています。

その他、顎関節ではなく、頸椎、その他の場所に疾患があり、口が開けにくいという状態になっていることがあります。

その場合は、セカンドオピニオンで複数の病院にかかる、または歯科医にかかっていれば整体や形成外科でも診てもらうなどして、違った方向性から治療を行うことで、完治するケースもあります。

専門医でみてもらおう

先に話したように、これまで顎関節症のメカニズムがはっきりと解明されていなかったので、中にはまだ間違った治療を施してしまっている施設もあります。

なかなか治らない場合は、ホームページや口コミなどを参考に、専門医のいる病院で治療を受けましょう。




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