虫歯の治療にはどんな薬が使われるの?

虫歯治療は、削ったり抜いたりするだけでなく、最近では薬による治療も注目を集めるようになってきました。

3Mix-MP法と言われる治療法です。

これは、3種類の抗生物質や抗菌剤を混ぜたものを虫歯部分に詰めて、虫歯を殺菌してしまう方法です。

この3つの薬品+薬品の浸透性を高める薬品1つの組み合わせが最もむし歯に効果的であるということが分かっているようです。

その他、カリソルブ治療でも薬品を用いて虫歯治療が行われます。

メトロニダゾール(薬剤名:フラジール)

虫歯菌の中でも、偏性嫌気性菌に効果があると言われています。

虫歯治療以外では、感染症などに使われるお薬です。

なお、虫歯も一種の感染症です。

ミノサイクリン(薬剤名:ミノマイシン)

テトラサイクリン系の抗生剤であり、虫歯菌の中でも通性嫌気性細菌または、好気性菌に効果があると言われています。

細菌の発育を抑える働きがあります。

また、歯周病にも効果を発揮します。

シプロフロキサシン(薬剤名:シプロキサン錠)

ニューキノロン系の抗菌剤で、ミノサイクリンと同様に、虫歯菌の中でも通性嫌気性細菌または、好気性菌に効果があると言われています。

虫歯以外でも、風邪や感染症などで使われるお薬です。

マクロゴール、プロピレングリコール(MP)

メトロニダゾール、ミノサイクリン、シプロフロキサシンを詰める際、隅々まで薬品が行き渡るようにするために使われる薬です。

カリソルブ

これは、3Mix-MP法ではなく、カリソルブ治療で使われる薬品です。

虫歯の部分に塗布すると、虫歯を溶かしてくれるので、それを除去するという方法です。

カリソルブ自体が薬品の名称となっており、低濃度の次亜塩素酸ナトリウムとアミノ酸を含んでいます。

このうち、低濃度の次亜塩素酸ナトリウムが虫歯を溶かす働き、アミノ酸が健康な歯を保護する働きをするため、虫歯だけに作用することができるという訳です。

フッ素

虫歯の治療は、虫歯の予防の段階から始まっています。

意識の高い人は、虫歯予防のために定期的に歯科通院をしている人もいるほどです。

その予防に効果が高いとされているのがフッ素です。

フッ素は歯に塗布することで、虫歯を防ぐことができるのですが、虫歯の治療には効果がありません。

ただし、初期のものであれば、有効な場合もあります。

具体的には、

  • フッ素配合歯磨き粉
  • フッ素洗口液
  • フッ素塗布
  • フッ素ジェル
  • フッ素スプレー

などがあり、歯医者さんで塗布してもらうもの、自分の家で使えるものと様々あります。




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