腱鞘炎の治療にはどんな薬が使われるの?

腱鞘炎の治療には、内服薬、注射薬、湿布薬(貼り薬)、軟膏などがあります。

腱鞘炎に使われる内服薬

腱鞘炎の治療で使われる内服薬は、非ステロイド系消炎鎮痛剤というものです。

痛みを抑制するのに効果的ですが、症状が酷い場合は効果がないこともあります。

よく使われているのはロキソニンが多く、次いでロキソニンボルタレンとなっています。

腱鞘炎に使われる注射薬

腱鞘炎の強い痛みや内服薬で効果がない痛みには、注射が効果的です。

一般的にはステロイド注射と呼ばれる副腎皮質ステロイドホルモンを注射します。

強い抗炎症作用と免疫抑制作用をもっています。

そのため、炎症を抑えて痛みは軽減されますが、同時に免疫力低下、ホルモンバランスが崩れるといった副作用を起こすこともあります。

薬物が直接患部に届くため即効性があり、注射を打った後からすぐに効果を実感できるのが特徴です。

ただし、炎症を起こしている腱と腱鞘の間に確実に注射をする必要があり、注射を打つ人の正確性が求められます。

湿布薬(張り薬)

熱を帯びている、軽度の腫れがある腱鞘炎には外用薬である湿布薬などを使うこともあります。

また、初期の腱鞘炎なら湿布薬の使用で痛みも軽減されます。

モーラステープなどが処方されます。

成分としては、インドメタシンやフェルビナクが有効なようです。

市販薬で購入する場合は、これらの成分が入っているものを選ぶようにしましょう。

軟膏

腱鞘炎には外用薬として軟膏が処方されるケースもあります。

外から鎮痛効果が浸透することで炎症と痛みを抑える効果があります。

モビラート軟膏、フェルデン軟膏、フェルビナク軟膏などがあります。

薬による効果の違い

腱鞘炎の薬には多くの種類がありますが、痛み・炎症抑制作用は薬によって異なります。

一般的には効果の高い順にステロイド注射>内服薬(ボルタレン>ロキソニン)>湿布薬、軟膏となっているようです。

湿布薬や軟膏を処方されていて効果があまりないと感じた場合は内服薬をもらえるか確認してみましょう。

また、内服薬によっても効果に差があるように、ロキソニンで効果がなければボルタレンに変えてもらうのもいいかもしれません。

それでも効果がないようなら、ステロイド注射が効果も即効性も一番です。

しかし、それでも痛みが酷いというような場合は、最終的には手術による治療が行われることになります。

ただ、80~90%の人は手術をせずに治ると言われているため、薬の治療だけではなく日常生活でも動かさないなどの工夫をしていく必要があります。




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