水虫とは?

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種である真菌に感染している状態のことを言います。

つまり、かゆみを伴うだけで白癬菌に感染していないものは水虫とは言わないのです。

水虫は足だけではない?

水虫の原因は白癬菌ですが、この白癬菌にも種類があります。

水虫というと、足にできるイメージを持っている人がかなり多いでしょうが、足の裏だけではなく皮膚ならどこでも感染する可能性があるのです。

そして白癬菌の感染部位によって名称は異なります。

足や爪、手の場合は、足水虫(足白癬)、爪水虫(爪白癬)、手水虫(手白癬)と水虫という名称がついています。

一方で、水虫という名称がついていない水虫もあります。

頭部に感染した場合のシラクモ(頭部白癬)、体部に感染した場合のゼニタムシ(体部白癬)、股部に感染した場合はインキンタムシ(股部白癬)と呼ばれていますが、いずれも水虫に含まれます。

白癬菌ってどんな菌なの?

白癬菌はケラチンと呼ばれるたんぱく質を栄養素とするので、これらが多く存在する皮膚の角質層や髪の毛、爪などに寄生します。

土の中にいるものや、動物に寄生する白癬菌もいますが、人に寄生するものはヒト好性菌といわれる白癬菌です。

実は、白癬菌だけでも30種類以上もの菌種があるのです。

水虫に感染している人はかなり多い?

実は、日本人の約5人に1人は水虫に感染していると言われています。

これは、自覚症状がある人の数であり、自覚していない人を含めるとさらに感染者は増えます。

もはや、水虫は国民病ともいえる病気だったのです。

その中でも約9割が足に感染している足水虫です。

感染したらすぐに水虫になるわけではない?

水虫は人から人に移る病気です。

ですから、水虫の人が履いた靴などを履くと移る可能性があります。

とは言っても、白癬菌が付いたからと言ってすぐに感染するわけではありません。

24時間以内に洗い流せば水虫にはならないと言われています。

つまり、1日に1回お風呂に入って清潔に洗っていれば、水虫になるのを防ぐことができるのです。

日常生活では他人の履いたスリッパなどを履く機会も多く(病院の診察室やトイレ等)、知らないうちに水虫に触れていることもあります。

ましてや、水虫は足だけではないので、足元だけ気を付けていればいいということでもありません。

そういう意味でも、毎日清潔に体を洗うということは、水虫予防にとっても大切なのです。




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