いびきの治療にはどんな薬が使われるの?

いびきの治療は、マウスピース、CPAP、手術(外科手術、レーザー手術)が一般的ですが、薬物療法が行われることもあります。

しかし、薬の治療は症状を軽くしたり、一時的にいびきを抑えることは可能ですが、完全に治すということはできません。

比較的軽症の場合に用いられますが、一時的な対処法です。

点鼻薬(アンスノール)

アンスノールという薬があります。

いびき防止薬として、日本で初めて認知されたお薬です。

元々いびきは鼻呼吸ではなく、口呼吸になってしまうことで、狭くなった気道に空気があたって音が出てしまうのですが、口呼吸になってしまうそもそもの原因があるというのです。

それが、鼻の粘膜が乾くことです。

口呼吸をしている人は鼻の粘膜が乾いてしまい、鼻で呼吸をするのが辛くなった結果、口での呼吸に繋がっていると言われています。

その鼻の粘膜の乾きを改善してくれるお薬がアンスノールです。

使用方法は簡単で、点鼻薬のように5~6滴を寝る前に鼻に滴下するだけです。薬局などで販売されています。

呼吸刺激剤(アセタゾラミド)

狭くなった気道に対して強い呼吸ができるように、薬を使って呼吸を促す方法です。

一般薬剤名はダイアモックス錠と呼ばれており、睡眠時無呼吸症候群の治療薬として唯一効果があると言われている薬品です。

通常は緑内障の治療に使われることが多いようです。

この薬がどのように作用するのかというと、強力な酵素阻害作用によって血液を酸性に傾け、二酸化炭素の多い状態を作り出します。

その結果、呼吸中枢が酸素を多く供給しようと働くという仕組みになっています。

しかし、低カリウム血症を引き起こしやすいという副作用もあるため、使用の際には定期的な血液検査が必要です。

三環系抗うつ剤

ここで使われるのは、主にクロミプラン、イミプランなどの三環系抗うつ剤と呼ばれる種類の薬です。

呼吸を促す物質には、体内のノルアドレナリン、セロトニンなどが関係しているのですが、この物質を増やす作用のある薬です。

また、レム睡眠を減らして、深い睡眠を促す作用もあるようです。

通常は他の病気に使われ、その副作用として強い眠気があると言われていますが、この場合はその副作用を効能として使っています。

気道拡張作用のある薬

主に、テオフィリンという薬品が使われます。

通常は気管支喘息や呼吸困難時に使われるお薬ですが、いびきの改善薬としてもよく使われています。

呼吸を抑制する働きのあるアデノシンという物質を抑制して、呼吸を改善する働きを持っている薬です。




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